【お知らせ】就労選択支援事業所EXP立川のご案内ページをリニューアルしました──スケジュール例・独自デジタルツール・活用事例を新たに掲載

皆様こんにちは。就労選択支援事業所EXP立川の管理者 兼 支援員の兵働です。

このたび、EXP立川のご案内ページ(ランディングページ)を全面的にリニューアルいたしました。デザインをスタイリッシュに一新するとともに、これまで「もう少し詳しく知りたかった」というお声をいただいていた部分──具体的な日程の進め方、私たちが独自に開発したデジタルツール、就労ガイドブックの解説動画、そして実際の活用事例──を新たに加えています。

新しいページはこちらからご覧いただけます。 👉 EXP立川 就労選択支援 ご案内ページ

本記事では、リニューアルでお伝えできるようになった内容を、特に支援機関の皆様、ご家族、そしてご本人にとって役立つ視点で整理してご紹介します。


なぜ、リニューアルしたのか

2025年10月に就労選択支援が制度として始まり、EXP立川でも2026年1月から支援を開始しました。この数か月のあいだ、地域の相談支援専門員の皆様、特別支援学校の先生方、ご家族、そしてご本人から、本当に多くのお問い合わせをいただいてきました。

そのなかで繰り返し感じたのは、「就労選択支援」という言葉自体はだいぶ広がってきたものの、「実際に利用するとどう進むのか」「アセスメントの中身は何なのか」「うちのケースに合うのか」という具体的なイメージは、まだ届ききっていないということでした。

ご紹介をご検討いただく支援者の方にとって、ご利用を考えるご家族にとって、そして「自分の働き方を見つけたい」と願うご本人にとって、判断の材料となる情報が一目で分かるページが必要だと考え、今回のリニューアルに踏み切りました。


支援機関の皆様へ──紹介判断に必要な「中身」をすべて可視化しました

今回のリニューアルで最も力を入れたのは、支援機関の皆様が「この方をEXP立川にお繋ぎして大丈夫か」をご判断いただくための材料を、できる限り具体的に掲載することでした。

1. 全7日のスケジュール例を新たに公開

新ページでは、実際の日程の進め方を「全7日のケース」を例として明記しました。実施日数はおおむね6〜10日の範囲でご本人のペースに合わせて柔軟に調整しますが、目安として以下のような流れを想定しています。

DAY1で契約・オリエンテーションとヒアリング面談、DAY2で公認心理師による心理検査、DAY3で初回の模擬就労体験(作業アセスメント)、DAY4で一般職業適性検査(GATB)、DAY5で2回目の模擬就労体験、DAY6で最終アセスメントと振り返り面談、そしてDAY7で関係者会議を開いてご本人・ご家族・関係機関で結果を共有し次の進路を一緒に決めていきます。

1日あたりは午前または午後の2時間程度を基本とし、体調や通所のしやすさに応じて時間帯や通し利用も柔軟に調整します。「短期集中型」という言葉だけでは伝わりにくかった実際の負担感や進行ペースを、これで具体的にお示しできるようになりました。サービス等利用計画案の作成時にも、ぜひご活用ください。

2. 独自開発デジタルツールの中身を公開

EXP立川では、紙の検査や面接だけでは見えにくい「働く場面でのリアルな傾向」を捉えるため、2種類のデジタルツールを独自開発しました。新ページではその内容を初めて公開しています。

ひとつめは「就労支援アセスメントシステム」です。スマートフォン・タブレット・PCのブラウザから実施でき、インストール不要で場所を選ばず取り組めます。ご本人の特性や志向を客観的なデータとして可視化し、心理面談やガイドブック作成の基礎データとして活用します。

ふたつめは「模擬就労体験システム」です。実際の業務に近いタスクを再現したシミュレーション環境で、作業の正確性・スピード・突発対応力を記録します。タスク管理や報連相といった「働く力」を、印象論ではなく定量データとして見える化できる点が特長です。

紙ベースのアセスメントツールでは捉えきれなかった領域を、客観的なデータで補完できる──これは支援機関の皆様に引き継ぐ際の「根拠」としても大きな意味を持つと考えています。

3. ガイドブック解説動画という「引き継ぎツール」

EXP立川独自の「就労ガイドブック」は、本人様用と支援機関用の2パターンでお渡ししていますが、今回新たに、ガイドブックの内容を解説したオリジナル動画をご用意しました。

文字情報だけでは伝わりにくいニュアンスや背景を、声と映像で補完できる動画です。関係者会議での共有、ご本人が繰り返し視聴しての自己理解の定着、そして次の支援先(就労移行・A型・B型・一般企業など)への引き継ぎツールとして、3つのシーンでご活用いただけます。

紙のシート1枚ではどうしてもこぼれ落ちてしまう「文脈」を、動画というかたちで一緒にお渡しできるのは、引き継ぎ精度を高めるうえで大きな効果があると感じています。

https://youtu.be/yBlbMMN5H3o

4. 活用事例(3ケース)の掲載

抽象論ではなく、実際にどのような方が、どんなプロセスを経て、どこへ進んだのか──新ページではこれを3つのケースに整理して掲載しました(プライバシー保護のため一部編集しています)。

うつ病・ADHDで休職経験のある30代男性が一般就労を目指して就労移行へと進んだケース、軽度知的障害・ASDの20代女性で本人の不安とご家族の期待のギャップをガイドブックで橋渡しした親子合意のケース、長いブランクを抱えた40代女性が体調と社会との接点のバランスを見ながらA型での再スタートを選んだケース。

「自分の担当ケースに重なる事例があるか」を確認いただくことで、ご紹介の判断材料にしていただければと思います。


ご家族の皆様へ──親子で「同じ絵」を見られる支援です

ご家族からよくいただくのは、「本人は何ができるのか、何が向いているのか、客観的に教えてほしい」「本人と意見が合わず、どう話し合えばいいか分からない」というお声です。

EXP立川では、公認心理師・臨床心理士による心理面談(ご希望者のみ)と各種アセスメントを通じて、ご本人の強みや特性を「視覚的にわかりやすいガイドブック」にまとめてお渡しします。本人様用と支援機関用の2パターンをご用意しているため、ご家族も同じ資料を見ながら、一緒に進路を考えていただけます。

新ページの活用事例(CASE 02)でもご紹介していますが、ご家族の「一般就労を目指してほしい」という期待と、ご本人の「続けられるか不安」という気持ちがすれ違ってしまうケースは少なくありません。客観的なアセスメント結果という共通の土台があるだけで、こうした親子の対話は格段に進めやすくなります。

見学はご家族のみでも歓迎しております。「まずは事業所の雰囲気を見てから本人に話したい」というご相談も、ぜひお気軽にお寄せください。


ご本人へ──「決められる」のではなく、「選ぶ」ための時間です

最後に、これを読んでくださっているご本人へ。

就労選択支援は、誰かに進路を「決められる」場ではありません。自分の強みや、配慮してほしいこと、働きやすい環境を、自分自身で言葉にしていくための時間です。

EXP立川では、1日あたり2時間程度から、あなたのペースで進めていきます。心理面談は希望される方だけが受ける任意のものですし、模擬就労も「うまくやること」が目的ではなく、「どんな場面で力が出やすいか」を一緒に見つけるためのものです。

新ページには、実際にEXP立川を利用された方の歩み(活用事例)も掲載しています。同じように悩みながら進路を見つけていった方々の姿を、ぜひご覧ください。

「自分に合った働き方って何だろう」──その問いを、ひとりで抱えずに、私たちと一緒に整理してみませんか。


おわりに

今回のリニューアルでお伝えしたかったのは、EXP立川が「何をして、どう支援し、何を残すのか」という具体像です。デザインや見せ方を整えると同時に、判断材料となる情報をできる限り言葉と数字とビジュアルで示すこと──これが、地域の支援ネットワークの一員として、私たちが果たすべき責任だと考えています。

新しいご案内ページは、これからも実践のなかで得た学びを反映しながら、少しずつアップデートしていく予定です。ぜひブックマークしてご活用いただければ幸いです。

▼ 新しいご案内ページはこちら https://exptachikawa-app.github.io/-LP/


お問い合わせ(連携・ご相談)

支援機関の皆様からの連携・ご紹介のご相談、ご家族・ご本人からのご見学・ご利用のご相談を受け付けています。状況整理から一緒に進めることが可能です。お気軽にお問い合わせください。

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