ADHDと事務との相性にどう向き合う?
著者の小鳥遊さんは今日も「EXP立川」で教えています!
皆さまこんにちは!
私はADHD傾向と、心配性の完璧主義というASD傾向が仲良く同居したような人間でして、指示された仕事が頭の中ですぐにお祭り騒ぎになります。
言われた瞬間は「はい!」と元気よく返事するんですけど、5分後には「…で、何をするんだっけ?」と自問自答。
そんな調子なので、事務作業では何度も大コケしてきました。
出版4冊目、もっとも「ニガテ」な事務のこと
今回ご紹介するのは、同じくEXP立川で講師をしているピアサポーター・小鳥遊(たかなし)さんが出版された新刊
『ADHDの僕が苦手とされる事務にとことん向き合ってみた。』(大和書房)
この本、タイトルだけで「わかる!」って叫びたくなるんですが、中身はさらに “共感と実用性のかたまり” です。
特に印象的なのが、事務仕事を乗り越えるための “3つのギモン”。
3つのギモンを乗り越えろ!
① どうやる?(分解)
② いつやる?(日付)
③ 誰がやる?(担当)
仕事の依頼を「やっといて!」と伝えられた瞬間からモヤモヤが始まるものですが、この3つを自分に問い直すだけで、急に霧が晴れるんです。
例えば、「こばやしさん、報告書頼んだ!」と言われたとします。
昔の私なら「ええっと…とりあえずWord?Excel?どっち?」で迷子でしたが、小鳥遊さんの教えをもとにやってみるとどうなるのでしょうか。
① 何ページ必要? 誰宛? 添付資料は?
⇒ 分解!(どうやる?)②木曜までに下書き、金曜には提出
⇒ 日付!(いつやる?)③提出はリーダー? 直接送る?
⇒ 担当!(誰がやる?)
見通しが立ててスッキリ!
小鳥遊さんの教えをあて込みさえすれば、まるで違う世界線に入ったように仕事が進むようになりました。
あきらめないで!
“工夫次第で” できるんだ!
この本の良いところは、「ADHDだからできない」でなく、「工夫すれば、自分に合ったやり方がある」と教えてくれるところです。
小鳥遊さん自身も事務仕事で苦しみ、ADHDと適応障害で退職を経験された過去を持つピアサポーター。
そんなリアル体験から生まれたノウハウだからこそ、読んでいて「これ、机上の理屈じゃない」とスッと入ります。
もし、あのとき私がEXP立川でタスク整理術や認知行動療法のトレーニングを受けていたら、「報告書怖い病」も、少し早く克服できていたかもしれません。
えっ、本当⁈
著者が直接教えています!
EXP立川では、小鳥遊さんの仕事術のように「考え方の癖」や「感情の扱い方」も一緒に見つめ直すサポートをしています。
私のように “段取り迷子” だった人も、「なんだ、自分にもやれる方法があるんだ」と実感される方が多いです。
もちろん、見学・体験だけでもOK!
カチコチのやり方を押しつけることはしません。
「要領が悪い」「頭がこんがらがる」といった悩みを一緒に整理する時間そのものが、きっとあなたの安心につながると思います。
仕事に戻りたい・・・
でもまた失敗するのが怖い・・・
そんなあなたに読んでみてほしい一冊ですし、小鳥遊さんの講義をEXP立川で一緒に体験していただきたいと思います。
「自分には無理かも…」と思っていた仕事に、もう一度、向き合ってみたくなりますよ。
📘 書籍情報
『ADHDの僕が苦手とされる事務にとことん向き合ってみた。』
著者:小鳥遊(たかなし)/大和書房
定価:1,760円(税込)
「発達障害の支援」に強い →「こころの専門職」と学ぶEXP立川
EXP立川では、
精神保健福祉士や公認心理師などの「こころの専門職」が皆様を強力にサポート!
「ニガテ」を一緒に分解して、「デキル!」に変えるお手伝いをしています。
「折れない心の作り方」、「折れても修復する方法」を皆で学んでいます。
だから「長く働き続けることができる!」EXP立川のプログラム!
まずは、どんなサポートが受けれるか体験してみてくださいね。