🌟卒業生インタビュー🌟 #2「自分も相手も大切にする姿勢を学べた」
みなさま
明けましておめでとうございます🎍本年もどうぞよろしくお願いいたします!
そろそろ日常のリズムが戻ってきた頃でしょうか…
私は月曜日が来るたびに、まだまだものすごく頑張って出勤しています笑
さて、2023年最初のブログは、卒業生インタビュー第2弾です!
今や職場の戦力として大活躍されている先輩から、EXPで学んだこと、職場で生かしていること、安定した就労・生活を送るための工夫などをお話していただきました
👩Bさん(40代女性)
Q:EXPに通所しようと思った決め手を教えてください
決め手としては、認知行動療法やマインドフルネスなど心理系のことを学べることでしたね。そういったことを学ぶことで、セルフコントロールにつながればいいなと思って決めました。通所を考え始めた時は、ちょうど子どもの就職のことで悩んでいた時でした。実は子ども自身発達障害があり、親子サークルに入って発達障害の子の就職活動について勉強していたりはしていました。そんななか自分にも障害があることがわかって、さらには大人の再就職でも障害者雇用というものがあるということを初めて知ったんです。EXPの見学をした時、最初から障害者雇用ではなく「通いながら一般就労にするか、障害者雇用にするか考えられる」と言われて、すごく安心しました。はじめは障害者雇用のこと自体あまりよくわかっていなかったんですが、少しずつ「自分が障害者雇用で安定して働く姿を子どもに見せることで、子どもの障害受容につながるかもしれない」と思い始めて、障害者雇用を目指そう!と思いました。
Q:EXPに通所して良かったことや就活時・就職してから役に立ったことがあれば教えてください
通所してよかったことは、さまざまなプログラムを通して自己分析ができるようになったことです。自己分析ができると、どういうふうに働いていきたいか考えるきっかけになるのと、合理的配慮も整理しやすくなったと感じます。プログラムで「合理的配慮は何ですか?」と聞かれて、最初は欲張って5つも6つも出してしまっていたのですが、1年ほどかけて少しずつ絞っていきました。企業の負担にならない程度で、かつ自分の特性をカバーできる配慮事項を見つけるまでは大変でした。
また陽転思考やマインドフルネスプログラムに参加してみて、落ち着いて取り組むことができるなと感じたため、生活の中にも取り入れてみました。そうすると課題であった過集中に気付けたり、家事の優先順位をつけやすくなったり、その日の体調を含めて自分のことを客観的に捉えることで、無理しすぎない生活ができるようになった。そういった成功体験が、日常に取り入れることや継続して取り組もうと意識することにつながったと思います。結果的に落ち込む度合いが減ったというか、落ち込んでもどっぷり落ち込まないで済むようになり、頓服の安定剤に頼らずに生活できるようになってきました。
就労後に役立ったことはタッピングタッチというリラクセーション法です。緊張する仕事の前の通勤時などは、手や腕など自然にやりやすい部位にして、帰宅後は緊張感を和らげるために全身に行うようにしています。
Q:仕事のやりがいを教えてください
お客さん向けに掲示するポスター作成などを担当しているのですが、上司やエリア担当者に「いい感じに仕上がったね」と言ってもらえると嬉しいです。自分の仕事を具体的に評価してもらえることで、よりやりがいを感じます。あとは、もともと「社会貢献したい」という気持ちで就職活動していて、公園という多くのお客様にサービスを提供できる仕事に就くことができました。お客様対応は緊張しますが、「ありがとう」と言ってもらえることもやりがいにつながっていると思います。
職場で自然の保護活動をしていて、その活動を支える仕事ができていること、公園の活動新聞の作成やイベントの下準備を任されており、直接何かしているわけではなくとも、縁の下の力持ちとして仕事ができることは嬉しいです。立て看板やかわら版など、お客様が直接目にするものの更新も担っているので、更新後の反応が多いとお客様のニーズにマッチした情報が提供できたということなので、「よっしゃ!」と思います(笑)
Q:EXPの利用を検討している人や迷っている方に一言お願いします
立川にも周辺エリアにもたくさんの事業所がありますが、その中でもEXPは心理のこともビジネスのこともバランスよく学ぶことができます。立川駅から近く、アクセスがいいところもいいです。自分の障害や特性について、あるいは認知傾向などについて、結構つっこんで質問されたり、考えさせられる機会が多いので、ある程度自分の障害について理解している人にはうまくハマる事業所だと思います。また、グループで認知行動療法やマインドフルネスが学べるところは1番のポイント。グループワークに苦手意識がある人は見学にしたり、できるところだけ参加するなど、参加の仕方を柔軟に対応してもらえるので安心して取り組むことができます。
Q:その他ご意見などがあればお書きください。
通所当初は発言することも難しいことがありましたが、だんだん「EXPは安心できる場」と感じられてきて、少しずつ自分の意見を言ったり、他利用者様を受容・尊重することができるようになりました。卒業するころにはそういった姿勢がしっかり身についていたと思います。前職では「こうしたい」と言うことが憚られ、我慢していたこともあり結果的に体調を崩してしまいましたが、今の職場では率直に伝えることができています。それは、EXPにおいて相手を尊重しながら自分の意志を伝えていくアサーティブな姿勢を学び、それを生かす形で就活、就労できたことが大きかったと思います。
いかがでしたでしょうか
もともと苦手に感じていたこと、EXPに通所しながら新たに気づいたこと、たくさんの気づきと取り組みが、
安定した就労につながっているのですね😌
Bさん、ご協力いただきありがとうございました!
次回の卒業生インタビューもお楽しみに✨