【障害者の雇用を支援する様々な機関⑤】
こんにちは!野口です!
とうとう10連休が終わってしまいました…。
この10連休は、色々なところでイベントが目白押しでしたね。みなさまはリフレッシュできましたでしょうか?
さて、今回は前々回の『障害者の雇用を支援する様々な機関④』の続きです!
今日は「東京都心身障害者福祉センター」、「東京都立(総合)精神保健福祉センター」についてご紹介いたします。
〇東京都心身障害者福祉センター
身体障害・知的障害・高次脳障害をお持ちの方への支援を行っている機関です。役割としては、以下をご覧ください。
・身体障害者更生相談所及び知的障害者更生相談所としての役割
補装具の処方・適合判定及び愛の手帳交付に係る判定をはじめとする医学的・心理的及び職業的判定や区市町村等への専門的な知識及び技術を必要とする相談及び指導
・高次脳機能障害者の支援拠点機関として、高次脳機能障害のある方への相談・支援
・心身障害者手帳・愛の手帳の交付や東京都重度心身障害者手当の認定・支給
【「就労支援」について】
・疑問点や困難ケースについての地域支援機関からの相談
・身体障害、知的障害、高次脳機能障害の方の職業評価
・高次脳機能障害支援普及事業(H18年11月より障害者総合支援法により開始)
高次脳機能障害者のための就労支援プログラム(6か月)・社会生活評価プログラム(社会生活能力の評価と課題整理・作業能力・生活管理・対人技能のトレーニング 4か月) ※就労支援機関の依頼により
上記の支援を行っています。
〇東京都立(総合)精神保健福祉センター
東京都内には3つのセンターがあります。都立の総合精神福祉センター(中部・多摩)及び精神保健福祉センター(下谷)の3つです。
役割として、地域精神保健福祉活動への支援、精神障害者の社会復帰に向けての支援、都民のこころの健康づくりなどを行っています。
【具体的には】
・対人関係や心の病でお悩みの方への精神保健福祉相談
・公開講座
・思春期・青年期の方を対象とした精神科デイケア・ショートケア
・精神保健福祉従事者の実務研修
・精神保健福祉への普及・広報活動 などを行っています。
【「就労関連」としては】
就労を希望する精神障害者の相談・援助、雇用主・事業所への技術援助や関係機関の研修、社会適応訓練事業での協力事業所・保健所・利用者への援助等を行っています。
・就労を目的とした通所訓練事業
中部総合精神保健センターでは、就職のための「ワークトレーニングコース」と復職を目的とした「うつ病リターンワークコース」を行っています。(週5日)
多摩総合精神保健センターでは、主に40歳以下の方を対象に発達障害を持つ方を含む個別のニーズに応じた段階的なトレーニングを行っています。(週4日)
再来週は発達障害者支援センター「TOSCA」や東京都難病相談・支援センターなどについてご紹介する予定です。本日は、これにて終わりにいたします。
次回は、プログラムについてのご紹介です。
お楽しみに!