こんにちは。
適応障害で一度ドロップアウトした元会社員、完璧主義で心配性、でも好奇心は異常に強め。そんな三拍子そろった私が、今回は“分からないことに飛び込んでみた”体験を綴ります。
「生活介護の仕事を経験することになったけど…」という、ちょっとドキドキした話と、強度行動障害の研修を通じて得られた気づきについて書きます。
私の過去の経験と同じように“復職したいけどまだ不安”“新しい仕事に挑戦したいけどイメージが湧かない”という方に、少しでも届けば嬉しいです。
こちらのブログの続編として捉えて頂ければ幸いです。
https://exp.or.jp/2026-01-01/
◆ 「希望の家」にも行って!
「はい、分かりました!」
でも、内心はプチパニック
4月から、EXP立川のピア業務と並行して、週2日ほどあきる野市の受託事業「希望の家」に勤務することになりました。
「生活介護の現場で、学びを深めて欲しい」
…と言われても、私の頭の中はこうです。
利用者さんって、どんな方がいるの?
支援って、どこまで関わっていいの?
自分にできることあるの?
スタッフさん、怖くない?(←心配性あるある)
実際、私は「知らないこと」が苦手です。
知らない=失敗するかもしれない=恥をかくかもしれない、という思考回路。まさに、完璧主義の悪いクセです。
◆ 分からないなら…
“行動”で埋めてみる。
そんなとき、EXP立川の心理トレーニングで学んだ森田療法の一節がよぎりました。
「不安なままでいい。だから、まず動く。」
「よし。研修に出てみよう」
こうして、強度行動障害支援者向けの基礎研修に参加することにしたのです。
◆ “強度行動障害”を
学んだことで、
「不安の正体」が見えてきた。
研修では、強度行動障害とは“状態”であり、「その人が困っている」からこその行動であることを学びました。
パニックや自傷行為があっても、それは“困った人”ではなく“困っている人”
「行動の裏に、理由がある」
「理解されていないだけかもしれない」
この言葉は、そのまま過去の自分にも当てはまる気がしました。
会社に行けなくなったとき、私は「甘えてる」「社会不適合だ」と思い込んでいたけれど、本当は「困っていた」だけだったのかもしれません。

◆ 一緒に研修を受けた
“現場の人たち”が教えてくれたこと
この研修には、希望の家で実際に働く職員さん4名も一緒に参加されていました。
正直、それだけで安心しました。
現場の方々が、どんな目線で利用者さんと向き合っているのか、
どんな悩みを持ちながら仕事をしているのか。
「私だけが不安なんじゃない」
「完璧な人なんて、いない」
そんな“リアルな空気”を感じ取れたのです。
これから始まる「希望の家での学び」に対する漠然とした不安は「安堵感」に代わって行きました。

◆ 「分からない」は、
“無知”じゃなく“距離”かもしれない。
私があのとき不安だったのは、「知識がない」からではなく、「近づいていなかった」から。
知識やスキルの前に、“関わる”ことで分かること、見えることって、実はたくさんあるんですね。
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利用者様って、こんなふうに表情が変わるんだ
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支援って、難しく考えすぎていたかも
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スタッフさん、みんな自然体で関わってるんだなあ
「知らないなら、まず近づく」
「分からないなら、参加してみる」
そして、今回の体験を通して実感したことがあります。
「心は整えるものじゃなく、“熟していく”もの。」
※外相整えば内相自ら熟す(森田正馬)
まさに、行動を通して心が変わる森田療法そのものでした。

◆ EXP立川の支援が、
私の「思考グセ」に合っていた理由
EXP立川では、認知行動療法や森田療法に基づいたグループトレーニング、
やることが多すぎて頭がフリーズする人向けの“ゆるタスク術”など、性格や傾向に応じたアプローチが豊富に用意されています。
「分かってても動けない」タイプの私には、こうした心理的サポートがピッタリでした。
少しずつ行動して、“体験から安心を得る”クセがついてきた気がします。

◆ 最後に:
あなたが今、
不安で止まっているなら
もし今、「復職したいけど、怖い」「新しい仕事のことが分からなくて不安」
そんな気持ちを抱えているとしたら。
どうか、“分かろうとする行動”を、小さく始めてみてください。
大丈夫。完璧じゃなくていいんです。
不安を抱えたまま動いても、ちゃんと何かが変わります。
EXP立川では、復職・再就職だけでなく、長く働き続けるための“あなたに合った方法”を、こころの専門職やピアが一緒に考えていきます。
あなたが「不安の外」に出る、ほんの一歩を応援しています。

社会福祉法人SHIP
就労移行支援事業所 EXP立川
ピアサポーター こばやし





