「心が折れたあの日から」
逆境をバネに変える“折れないこころ”の育て方
あの日、あの時、「心が折れた」音がしました。
皆様こんにちは。
私はそれなりに充実した社会人生活を送る中で、大きなライフイベントの変化が同時期に発生し適応障害になりました。
同時期に発生したライフイベント
★責任あるポストへ昇進
★新規事業開設に際し単身赴任
★遠方に住む祖父の介護問題発生
★介護に関連した家族間問題発生
★家族問題から派生した相続問題
★我が子(息子)の障害が発覚
積み上げたタスクは雪崩のように崩れ、同僚への指示は混乱、帰宅後は眠れず翌日はさらにミス。
診断書には「適応障害」「休職」とあり、世界が一気にモノクロになった気がしました。
あの頃は、もう立ち直れないと思っていました。
でも今は、「折れたら直せばいい」と思います。
折れない心=「レジリエンス」とは
心理学では、逆境や困難から立ち直る力をレジリエンスと呼びます。
特別な人だけが持つ能力ではなく、誰にでもある“心の筋肉”のようなものです。
レジリエンスには3つの柱があります。
“レジリエンス”3つの柱
回復力
折れてもしなやかに戻る竹のような心。緩衝力
強いストレスにも耐えるテニスボールのような弾力。適応力
どんな環境でも根を張るタンポポのたくましさ。
つまり、落ちてもまた立ち上がる“心のバネ”を強くすること。
だからこそ、EXP立川の就労移行は「長く働く力」を養えるのです。
心が折れやすいときに起こること
失敗や困難に直面すると、人はこう考えてしまいます。
★失敗・困難時の思考…
「また同じ失敗をする」
「もうどうでもいいや」
「私はダメな人間だ」
この思考自体は「自然な反応」ですが、繰り返すと自己肯定感が下がり、“逃避”がクセになります。
当時の私も、メール1通に30分悩み、結局送れないまま一日が終わる…
そんな日々を過ごしてきました。
逆境をバネに変える7つのポイント
EXP立川では、レジリエンスを3つのステージに分け、7つのポイントで鍛えます。
stage1:ストップ(底打ち)
気晴らしで悪循環を断ち切る
役に立たない思い込みに気づく
stage2:アップ(立ち直り)
自己効力感(自信)を高める
自分の強みを活かす
心の支えとなるサポーターを持つ
stage3:レッスン(教訓化)
感謝の感情を育てる
逆境体験を教訓に変える
ここでのおすすめは「褒め日記」。
寝る前に、その日にあった小さな成功を書き留めることで、自信の土台が少しずつ育ちます。
EXP立川だからできること
もし、あの頃の私が障害特性の理解・思考のクセ・逆境への対策・対処法を学べていたら、長く落ち込まずに済んだと思います。
ここには、精神保健福祉士・公認心理師・経験豊富なピアサポーターなど“こころの専門職”常駐。
◎職場内の人間関係整理
◎タスク管理の再構築法
◎柔軟性を高める認知行動療法
◎ストレスマネジメント
◎ピアのしくじり体験を活かす
他所では聞けない「根拠のある説明」を一人ひとりに合わせて提案してくれます。
そして何より、復職後1年間の職場定着率100%
これは「働き続ける力」が身につくという大きな証拠です。
見学・体験で見えた変化
体験利用をした方で、以前は「人に相談できない」ことが悩みだった方がいました。
ロールプレイや対話の中で「助けを求める言葉」が自然に出るようになり、「職場に戻れるかも」という自信を取り戻しました。
見学や体験は、そのための第一歩です。
最後に、
“まだ眠っていませんか?”
もし今、心が折れて動けないと感じても、それはまだレジリエンス・マッスルが眠っているだけです。
竹のようにまた立ち上がり、
テニスボールのように跳ね返り、
タンポポのようにどこでも咲ける。
その力を、ここEXP立川で一緒に育てませんか。
まずは見学からで結構です。
EXP立川
ピアサポーター こばやし