「ちゃんと働けない私はダメ?」と思ったあなたへ
発達傾向×適応障害の当事者が復活!
私は、適応障害+完璧主義+心配性+興味に突っ走るADHD傾向+こだわりの強いASD傾向という、見事にややこしい特性の持ち主です。
一見すると元気そうに見える私ですが、実は職場で何度もつまずいてきました。
心の声はこんな感じ・・・
「このタスク、完璧にこなしたい!」
「…でも時間が足りない!」
「あれ?今何しようとしてたっけ?」
「些細なことが気になって動けない」
「普通がわからず、職場から離脱…」
ある日、もう無理だ!
「こころ」が悲鳴をあげて休職しました。
休んでいる間、焦る気持ちと「自分には存在価値がないのでは」という不安が交互に押し寄せてきました。
【ADHDとASDのハイブリッド⁈】
私のADHD傾向は、「面白そう!」と思ったら即行動してしまう衝動性と、時間感覚がふっとぶ過集中が特徴。
一方でASD傾向もあり、このやり方で「しか」できない!とこだわってしまうところがあります。柔軟な対応が苦手で、急な変更にパニック。
このような特性があると職場では、「頑固」「空気読めない」「段取り悪る」と誤解されがち。
でもこれは努力不足ではなく「脳の特性」なんです。
【自分の“取説”をつくる】
そんな私が立ち直るきっかけになったのが、「自分の取扱説明書」を作ることでした。
“こばやし”のトリセツづくり
★「集中できる環境とは」★「何に対して過敏か?」
★「パニックにならない方法」
自分を理解して整理すると、少しずつ「働き方の工夫」ができるようになってきたんです。
ここEXP立川には、私のようなピアスタッフも複数いて、悩みを「わかるよ」と言い合える仲間がいます。
精神保健福祉士や公認心理師などの「こころの専門スタッフ」と連携しながら、障害特性の理解・認知行動療法・SSTなどのプログラムで「自分らしく働く力」を育てていける場所なんです。
【あの頃にEXPを知っていれば…】
正直、あの頃の私にEXP立川の存在を教えてあげたかったです。
EXP立川では、心理・発達検査として、知能検査の「WAIS-Ⅳ」、感覚の敏感さを調べる「感覚プロファイル」)、性格傾向を見える化する「エゴグラム」といった自分を知るツールを活用します。
そして、得意・苦手を整理しながら、「できないこと」ばかりに注目せず、得意なことにも意識を向けて、仕事を調整していく練習ができる場所です。
働くって、ただ再就職すればいいわけじゃない。
長く働き続けるには、自分の脳のクセや心の動きと上手につきあう “スキル” が必要なんです。
【まずは「今の自分」で一歩】
「ちゃんとできない私」が「やっとできる私」になれたのは、自分を知って、環境を整え、仲間に出会えたから。
焦らなくて大丈夫。
まずは、体験から始めてみませんか?
EXP立川 ピアサポーター こばやし