【ひとりごと…③ 同僚達の名前が思い出せない⁉︎】
こんにちは!
暑さが和らぐ日が増えてきました。朝や夕方の涼しい風が肌にあたると、秋が近づいてきているな…✨と感じる今日この頃です。
今回は、制度の紹介の予定でしたが…「利用者様のひとりごと」の続きをご紹介いたします。「ひとりごと…シリーズ」を綴ってくださったA様が「就職が決まり✨」なんと「8月でご卒業👏」となりましたので、前回に続けてご紹介させてください。
まだ、読んでいないという方は、ぜひ!👇
ひとりごと①🌸https://wp.me/p7NCBJ-AK
ひとりごと②🌸https://wp.me/p7NCBJ-Bf
それでは、Aさん❕ よろしくお願いします!
こんにちは、利用者Aです。
EXPのスタッフは仕事柄か、名前を覚えるのが早い気がします。
通所の初日、初対面のスタッフに「Aさん、おはようございます!」と声をかけられ、ちょっとビックリした記憶があります。
かくいう私は人の名前を覚えるのが苦手で、しかもすぐ忘れます。
そんな私が休職中にちょっと困ったこと。
以前書いた「カビたパンプス」に続く二つ目は、「同僚たちの名前が思い出せなくなった・・・💧こと」でした。
そのことに気づいたのは、長く会社を休み「そろそろ復職を…」という話が出た頃でした。まずは一度職場に顔を出すという話になり、
「久々にみんなに会うのかぁ。気が重いなぁ」
と同僚たちの顔を思い浮かべながら、ハタと思ったのです。
「あれ? 名前なんだっけ…?」
しかもそれが一人ではなく、たくさん!
さすがに「これはマズイ…」と思いました。
ただでさえ長いこと休んで迷惑をかけたのに…💦、名前まで忘れてさらにひんしゅくを買うという「二次災害」だけは、「何としても避けねば…」ならない…。
その日から出社までの間、私は必死になって同僚たちの名前を思い出そうとしました。でも残念ながら、出てきた人はごくわずかでした。
マズイ状態💧のまま迎えた当日、「重ーーい気分」を引きずって会社にたどり着いた私は、とりあえず気持ちを落ち着かせるため、トイレへ向かいました。
そこでさっそく「出会ってしまった・・・💧」のが、後輩のBさんです。向こうは私に気づかない様子。幸い彼女の名前はかろうじて思い出せていたため、恐る恐る声をかけました。
「Bさん、あのー、休職中のAです…」
Bさんは驚いた様子でしたが、私の体調を心配したあとに
「私のこと覚えててくれたんですねー!」
と、嬉しそうに鋭いことを言ってくれました。
「やだぁ、もちろんですよー!」
…名前…「思い出せててよかった…」と内心冷や汗をかきながら、その場は和やかに会話を終えることができました。
そして、いよいよ部署へ向かいました。
まずは上司へ挨拶。
そのあと、誰かに「話しかけられる前」に自分の荷物があるという棚にまっしぐらです(もう机はなかったので・・・💦)。
急いで「ファイル」を取り出して座席表を探し出し「忘れた名前」を一気に確認。
「あー❗️そうそう、思い出した❗️」
とようやく「安心」したのでした。
その後何食わぬ、いえ、申し訳ない顔で同僚一人一人に声をかけ(もちろん名前で)、お詫びをして回り、もはや「恐怖にすらなっていた出社日」は何とか事なきを得たのでした。
『よかった…。』
そんな思いをしたにもかかわらず、結局その後会社は復職をせずに辞めてしまいました。
そして退職後に通ったEXPでも、利用者の方々の名前をなかなか覚えられず…、覚えてもすぐ忘れてしまうという状態のまま卒業を迎えることになりそうです(ごめんなさい💦)。
ちなみに以前NHKの『チコちゃんに叱られる!』で、「顔は覚えてるのに、名前なんだっけ?」となるのは、
「顔と名前は脳の別々の場所で覚えていて、顔の記憶量は無限だけど、名前を記憶できる量には限界があるから」
とチコちゃんが言っておりました(言い訳です…)。
Aさんありがとうございました✨
Aさんは、実習や通勤練習、就職活動を計画的に目標を立て、継続して行った結果…、就職が叶い、この度、EXPを卒業となりました👏 Aさんと見学や実習へ一緒に通ったこと…EXPでの出来事は忘れられません✨
職員一同、Aさんのご活躍をお祈りしております‼
次回は、制度のお話の続きです!お楽しみに!