【障害者雇用の相談員・サポーターについて】
こんにちは!
EXP立川の野口です。
先日成人式が行われ、色とりどりの振袖の姿を目にしました!
輝いている姿をみるのは、いいものですね。
さて、これまで障害者雇用における制度や休職・退職時の制度についてご紹介してきました。
今回は、障害者雇用にて就職した際に、職場で皆さんが接するかもしれない相談員やサポーターなどについてご紹介いたします。
実際にジョブコーチ研修やジョブコーチ推進協議会などでも、職場担当者や人事担当者の方々の名刺に上記の肩書を目にします。それはいったい、どのようなものなのでしょうか。
①障害者職業生活相談員
職場において障害者の職業生活全般においての相談、指導を行います。
障害者の職場適応の向上を図り、その有する能力を最大限に発揮させるよう障害者の特性に配慮した雇用管理を行うためにおかれています。講習を受け認定されるものです。(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構にて行っています)
②職場内障害者サポータ―
(公財)東京しごと財団で行っている障害者就業事業として、上記の養成講座があります。
企業の人事担当者や障害をお持ちのかたと一緒に働く職場の社員を対象に障害者支援のノウハウを学ぶ法制講座を受けると認定されるものです。
③精神・発達障害者しごとサポーター
精神・発達における基礎知識や一緒に働くために必要な配慮についての講習を受講するとなることが出来ます。こちらは厚生労働省・労働局・ハローワークでH29年秋よりスタートしたものです。
④企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)
企業に在籍し、同じ企業に雇用されている障害のある労働者が職場適応できるよう様々な支援を行う人です。作業指導の方法についても研修を行い、ジョブコーチ支援を行うにあたり、支援計画書を作成し支援をします。
ジョブコーチ推進協議会などで企業型ジョブコーチと交流する機会がありますが、皆さん意識がとても高く、支援・指導におけるサポートについて勉強熱心な方々が多いなと実感をしています。
障害者雇用を促進させるために国でも様々な制度を設けています。
企業側にも雇用をし、書類申請をすることでメリットを受けられる制度も細かく沢山あります。
もちろん、皆さんが働いたときに困らないように企業側の障害者雇用のサポートをする人材を育てる上記のような講習なども設けられています。
皆さんが、障害者就職面接会や実習面接会などの活動をする際に頂く名刺に肩書の記載があると思います。ある意味、障害者雇用を行うための、企業側の受け入れ努力としてどのくらい力を入れているところなのかという事も名刺の肩書をみると意外にわかるものです。
上記の肩書を知っておくと、役に立つかもしれませんね。
今後は、「EXPのプログラム」の紹介以外にも、制度としての障害をお持ちのかたへの「委託訓練」や「支援機関」についても少しずつ紹介していきます。
お楽しみに!