たくさんのご参加、ありがとうございました!
2026年1月29日(木)17:00から18:30まで、EXP立川お披露目会を開催いたしました。平日の夕方という時間帯にもかかわらず、地域の相談支援専門員、A型、B型事業所、就労支援センターの方など、立川市内のみならず、近隣地域から多くの皆様にお集まりいただきました。
会場では開始当初の各グループごとの自己紹介から、参加者同士の名刺交換や「どんな連携ができるか」という話し合いも活発に行われ、イベント開始前からすでに熱気に包まれていました。
今回参加できなかった方にも、この新しい支援の形をお伝えしたく、当日の様子を詳しくレポートいたします。
多様な立場から集まった参加者の皆様
今回のイベントには、本当に多様な立場の方々にご参加いただきました。それぞれの立場から「就労選択支援」に関心を持ってくださっていました。
講師紹介:経験豊富な兵働管理者
講師を務めたのは、EXP立川の管理者兼支援員である兵働 弘一(ひょうどう ひろかず)です。公認心理師・臨床心理士・衛生管理者という専門資格を持ち、これまでに:
- スクールカウンセラーとして子どもたちの心に寄り添った経験
- 就労移行支援の立ち上げと組織運営を通じた幅広い現場を熟知
- 企業人事として採用・育成に携わった実務経験
という、「働くこと」を教育・福祉・企業の多角的な視点から理解している専門家です。
「今日は皆さんと一緒に『就労選択支援って何だろう』を考える場にしたいと思います」という兵働の言葉で、会場の雰囲気が一気に和らぎました。
就労選択支援とは?新しい支援の意義
制度が生まれた背景
これまでの障害福祉サービスには、就労移行支援(一般企業への就職を目指す訓練)、就労継続支援A型・B型(雇用契約の有無による働く場の提供)などがありましたが、「そもそも自分はどの選択肢が合っているのか」「今すぐ働くべきなのか、もう少し準備期間が必要なのか」といった根本的な疑問に答える仕組みが十分ではありませんでした。
「選択」を支援するということ
就労選択支援は、「働くかどうか」を決めるのではなく、「どう働くか」「どんな準備が必要か」を本人が自分で考え、選べるようになることを目指します。
「これは『テストして振り分ける』サービスではありません。本人が自分自身を理解し、納得して次のステップを選べるようになるための、いわば『自己理解の旅』に伴走するサービスです」
EXP立川の支援内容と特徴
支援の基本理念
EXP立川が大切にしているのは、「選択肢を増やし、本人が自分で選べるようになる」ことです。
- 「就職できるかどうか」だけに焦点を当てず
- 本人のペースや価値観を尊重しながら
- 将来的に納得して働ける形を一緒に探していく
そんな「準備と整理の期間」を提供する場を目指しています。
具体的な支援の流れ
- 初回相談・見学 - 現在の状況、不安、希望などをお伺いします(ご家族のみの相談も可能)
- アセスメント(自己理解のための整理) - 面談や検査、チェックアプリやワークシート等を用いて、体調・生活リズム・得意不得意などを一緒に整理
- 選択肢の整理 - 就労移行・就労継続・一般就労・福祉サービスなど、その方に合わせた可能性を検討
- 次のステップへの橋渡し - 関係機関とのカンファレンスや同行なども行いながら、スムーズな移行をサポート
EXP立川ならではの特徴
- 少人数制による丁寧な個別対応
- 心理職としての視点を活かした、気持ちや不安にも寄り添うサポート
- 家族面談や関係機関との連携を前提とした支援設計
- 多様なステージでの相談歓迎(在学中の進路検討、ブランクのある方、働くか迷っている方など)

大好評!アセスメントツール・シートの体験
今回のイベントで特に反響が大きかったのが、実際に使用しているアセスメントツール(就労ガイドブック、オリジナルチェックアプリ)をお見せしたパートでした。
公開したツール(一例)
- 就労支援アセスメントシステム(性格傾向チェック、ストレス状態チェック、強みチェック)
- 就労ガイドブック(フィードバックシート)
ツール活用の基本姿勢
兵働が特に強調したのは、以下の点でした:
「検査結果やチェックシートだけで人を"ラベリング"しないこと」 「あくまで"対象者の理解を深めるためのきっかけ"として活用すること」
- ご本人が自分の状態を言葉にしやすくする
- ご家族・支援者が共通のイメージを持てるようにする
- 「どう支えると、その人が楽に・力を発揮しやすくなるか」を考える材料にする
参加者の反応
- 「利用者の自己理解プロセスがイメージできた」「こういうシートがあると話しやすくなりそう」

EXP立川の活用方法
利用を検討されている方へ
こんな段階からご相談いただけます
- 「自分が向いている仕事がわからない」
- 「そもそも働けるのかどうか不安」
- 「学校からどうつながっていけばいいか分からない」
無理に「すぐに就職」や「フルタイム」を目指す必要はありません。一度立ち止まって、自分の状態やペースを一緒に整理していくところから始めましょう。
ご家族の方へ
よくあるご相談
- 子どもの将来が心配
- サービスが多すぎて、どこから手をつけたらよいか分からない
- 学校・医療・福祉との連携に悩んでいる
EXP立川では、ご家族だけのご相談、本人+家族での面談、学校や他機関を交えたカンファレンスなどを通して、「家族も一緒に悩み、理解を深めていける場」でありたいと考えています。
支援機関・学校・医療関係者の方へ
こんなケースでご活用ください
- 「就労系サービスに進むにはまだ早いかもしれないが、何かしらの整理が必要な方」
- 「在学中の進路選択で迷いが大きい方」
- 「医療的なサポートと就労の間に揺れている方」
アセスメントの結果や支援経過は、ご本人の同意を前提に、関係機関と共有・連携していくことを大切にしています。
今後の展開について
EXP立川では、今後も以下のような取り組みを予定しています:
- 支援者向けの勉強会・ケース検討会
- 地域の事業所・学校・医療機関との連携会
就労選択支援は、事業所だけで完結するものではなく、本人・家族・支援機関・学校・医療など、多くの方との協働で育てていく支援だと考えています。

まずはお気軽にご相談ください
こんな方はぜひご連絡を
- 自分に合った働き方が分からない
- 働きたい気持ちと、不安の両方がある
- 子ども・家族の将来について、誰かと一緒に整理したい
- 支援者として、新たな連携先を探している
「情報収集だけ」でも大歓迎です。
お問い合わせ・アクセス
事業所名: 社会福祉法人SHIP 就労選択支援事業所 EXP立川
所在地: 〒190-0022東京都立川市錦町2ー1ー26 Nビルディング302立川
アクセス: JR立川駅から徒歩約5分
電話: 0120-451-035(フリーダイヤル)042-595-8550
受付時間: 平日 9:00〜18:00





