三浦さん(社会福祉士)

「利用者様の向上心が日々の支援のやりがいに」
- リワークトレーナー 三浦さん
- 社会福祉士
- 2023年4月入社
-簡単な自己紹介をお願いします。
EXP立川で就労支援スタッフとして勤めています三浦です。
-どんな仕事をしているのですか?
利用者様の就労に関するトレーニングをおこなっています。
具体的には、EXP立川内で就労に役立つ講座をおこなったり、就労に向けての面談をしたり、その他、通院の同行、企業面接や実習の同行もしています。
また、利用者様が就労された後も「就労定着支援」という形で支援を継続しています。

-EXP立川の特徴を教えてください。
EXP立川は、社会福祉法人SHIPの運営する唯一の「就労移行支援」の事業所です。
就労を考えていらっしゃる利用者様のために、就労に必要なスキルなどを習得する機会を提供したり、継続的に長く就労をするための自己理解を深める場を設けたりしています。
EXP立川では、特に面談に力を入れています。
基本的に1回あたり1時間は取り、長い時には2時間やそれ以上になることもあります。
前職の事業所での面談時間は10分ということも多かったです。長ければ良いというわけではありませんが、今はそれだけ利用者様と向き合っているということになると考えています。

-転職のキッカケや入社理由を教えてください。
前職は就労継続支援B型と言われる、利用者様に実際に働いていただいて工賃をお支払いする事業所に勤務していました。利用者様が一般就労に向けた準備をし、整ったら「卒業」していく。「成長」とも言えるそのプロセスに関わることが自分にとってのやりがいでした。
とはいうものの、B型での支援は、一般就労に向けて短期間でトレーニングをするというよりは、じっくり腰を落ち着けて、まずは「働く」ことに慣れる必要がある段階の方が多い印象です。
そこで次は、2年間という利用期間内での就労を目指すという緊張感のある就労移行支援の場で、一般就労に向けて頑張る利用者様を支援したいという気持ちが大きくなり、社会福祉法人SHIPに入社してEXP立川で働き始めることになりました。

-EXP立川での仕事のやりがいは、どういったところにあるのでしょうか?
就労移行支援という性質上、利用者様には向上心がとてもあります。そして、伸びしろを毎日感じることができています。
支援を通して、利用者の皆さまのできなかったことが「できるようになる点」がやりがいにつながっています。
また、日々おこなっている支援にも、キチンとした根拠をもって提供しているという実感を持てていることも、やりがいにつながっています。
前職では、個人の感覚や経験に頼った支援だったと思います。しかしSHIPに入社してからは、たくさんの研修を受けて「根拠ある支援」を学び、実践することができています。
また、SHIP職員として必須スキルとされている「動機づけ面接法」も日々の支援に役立っていています。
以前は自分の考えありきで利用者様との面談を進めていました。動機づけ面接法では、支援者からの先だしはせず、とにかく利用者様の意思を引き出すことが大事とされています。気持ちをうまく引き出すことができたときは、とても嬉しい気持ちになります。

-最後に、EXP立川の雰囲気を教えてください。
いい意味での緩さがあり、それが居心地の良さにつながっていると感じています。
EXP立川では、就労に役立つ実務的なスキルの習得や、自己理解を深める認知行動療法なども学ぶことができます。
そう言うと、厳粛で規律がかっちりしている印象があるかもしれません。もちろん、利用者様が心地よく通っていただくためのルールはありますが、雰囲気はとても明るく楽しいものです。
個人的には、この雰囲気からくる「居心地の良さ」が、むしろEXP立川のすべての土台となっているような気がしています。
このインタビューだけでEXP立川の支援内容をご理解いただくのは難しいかと思います。随時、見学や体験を受けつけておりますので、お気軽にご連絡ください。



